そのまま使う! Usely.info ~ 親指シフト練習

親指シフト入力は、パソコンのキーボードからひらがなを入力するための方法で、30年以上の間脈々と使われ続けています。ワープロ検定でも親指シフト入力を使っている方々がいつも上位におられます。

このサイトはそんな「親指シフト入力」に馴染むための解説と練習方法・活用方法を掲載しています。

(写真)当時の親指シフトキーボード

親指シフト入力

親指シフト入力を一言で言えば「楽に日本語が入力できる方法」です。楽なので自然と入力速度も速くなります。
次のような特徴があります。

  1. よく使う「かな」文字を、打ちやすい位置に割り当てている
  2. 日本語で使われる頻度に応じて、よく使う「かな」ほど打ちやすい位置のキーに割り当てているので、指の行き来が比較的小さくなります。このため日本語を入力するのが楽です。

  3. 全てのかな1文字が1ストロークで入力できる
  4. 句読点や長音、濁音も含め、日本語で通常使う「かな」文字が1ストロークで入力できます。手のひらが1度上下に動くと1文字がタイプされるリズミカルな入力になります。


慣れた単語は頭に思い浮かべるだけで、入力のことは考えなくても文字がタイプできるようになります。

まずはお使いのブラウザで親指シフト入力を体験・練習してみてください。特別な機材は必要ありません。以下の掲載内容を順にごらんください。

手軽にどこでも使えます

親指シフト専用のキーボードも売られていますが、もっと手軽に親指シフト風の入力を始めることができます。 日本で売られている大半のパソコンのキーボードは「日本語106キーボードやその派生の配列」です。これを使って、親指シフト風の入力ができます。 親指シフト「風」と言っても、本家と遜色の無い使い心地です。本格的に使う方法は「親指シフト入力の本格活用」で解説しています。 これなら、ノートPCや会社のPCなどほとんどのPCで使えるので、機器を選ばずに使えます。

キートップの文字の違いはブラインドタッチで克服

困ったことに現在日本で売られているほとんどのPCのキーボードに書かれている文字(キートップ)は親指シフトのキー配列になっていません。
慣れていないとキートップの文字が違うのは難しく感じると思います。
ブラインドタッチ(キーを見ないで入力すること)ができるようになると問題になりませんので、一気にブラインドタッチを目指しましょう。

毎日、15分とか30分といった時間を決めて練習してみてください。個人差はありますが、数週間で「よく使うカナ文字」がブラインドタッチできるようになります。 ぜひ、ブラインドタッチできるまでがんばってください。そうすれば、キートップの文字は必要ありません。

そして一度覚えたら親指シフト入力を使い続けてください。使うほどに日本語の入力が楽になり、気づけば話すのに近い感覚になっているでしょう。

あなたにとって親指シフト入力できることが生涯の財産になることを心から願っています。